2010年09月08日

歯科知識⑪

本日行なわれた、スタッフミーティングの内容から・・・。
今年の夏は、「猛暑」「酷暑」と言われてましたが、皆様方は大丈夫だったでしょうか?
幸い、宮崎の気温は、関東、関西程までは無かった様なのですが・・・(これも変なのですが)
そこで、この夏話題になった『熱中症』についてです。
皆様方も、TV等で十分に情報を得ていらっしゃるでしょうが、整理する意味で見て頂ければと思います。
一口に『熱中症』といっても、症状ごとに分類する事が出来るみたいです
 1、熱失神・・・意識の消失   
         体温は正常で発汗あり
         原因は、脱水症状と血管の拡張であります
 2、熱射病・・・高度な意識障害
         体温は40度以上
         汗はかかない
         原因は、体温中枢や汗をかく機能の悪化
 3、熱疲労・・・頭痛や疲労感
         体温は高いが、肌は冷たい
         多量の汗で水分や塩分が失われたにもかかわらず補給が追いつかない
         体温調節機能は正常
         脱水症状の回復に時間がかかるため、病院での治療が必要
 4、熱痙攣・・・こむら返り等の痙攣と硬直
         スポーツ中は、特に注意が必要
         塩分やミネラルが不足した場合に起る
         点滴治療や経口補水で回復
予防と対策について
 屋外・・・日射しが強く、風が弱い日は要注意
      水分だけを摂るのではなく、塩分やミネラルの摂取を忘れずに
      一気に飲まずに、コップ一杯位をこまめに飲むように(スポーツドリンクが良い
      休憩する時も涼しい場所で
      保冷剤も有効
      霧吹きで水をかける(気化熱を利用)
      複数名での作業を心掛ける(有事の際の発見を早くする)
 屋内・・・扇風機やエアコンを利用して涼しい環境を作る
      湿度が高い日は、除湿するか扇風機を利用して汗を蒸発させる

いろいろ書いて参りましたが『熱中症』は自覚が殆ど無いと言われています。
 まだまだ暑い日が続きますので、体調管理には十分にお気をつけ下さい。

以上 宮崎市大字小松3239−2 木田歯科医院(☎47−3414)院長でした。



同じカテゴリー(スタッフミーティングから)の記事
 スタッフミーティングから12 (2011-09-22 15:49)
 スタッフミーティングから11 (2011-08-31 14:08)
 スタッフミーティング11 (2011-06-16 12:29)
 スタッフミーティングから 10 (2011-05-25 14:18)
 スタッフミーティングから9 (2011-05-11 18:45)
 認知症(高齢者)の方への対応の仕方 (2011-02-16 16:39)

Posted by はなしの好きな歯医者さん at 17:34│Comments(0)スタッフミーティングから
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
歯科知識⑪
    コメント(0)